第55回 定期演奏会 チェロ独奏


遠藤 真理氏


    遠藤 真理  (Mari Endo)

 1982年5月19日神奈川県出身。3歳よりチェロをはじめる。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を首席にて卒業。学内にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、NTTDoCoMo賞を受賞。 2003年第72回日本音楽コンクールで第1位および徳永賞を受賞、2006年「プラハの春」国際コンクールにて第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクールにて第2位。 これまでに、アンサンブル金沢、大阪センチュリー、大阪フィル、神奈川フィル、札響、新日本フィル、東京シティフィル、東京都響、東京フィル、名古屋フィル、山形交響楽団など国内の主要オーケストラに招かれ、円光寺雅彦、現田茂夫、小林研一郎、井上道義、金聖響、小松長生、ゲルハルト・ボッセ、ジャン・ポール・ヴァレーズ、ルドヴィーク・モルローなど国内外で活躍する指揮者と共演。ドイツで行われたキームガウ春の音楽祭、神戸国際芸術祭では世界で活躍中の若手奏者を集めたアンサンブル・ラロとの共演、ザルツブルグにてザルツブルク・ゾリステンとの共演など、室内楽奏者としても活躍中。2006年9月には紀尾井ニューアーティスト・シリーズで本格的にリサイタル・デビュー、続いて青葉台フィリアホールにてリサイタル、東京交響楽団と共演する。2007年はオーケストラ・アンサンブル金沢の国内ツアー、都民芸術フェスティヴァルに参加。2008年には日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団との共演に加え、三浦友理枝とのデュオなど活動の幅を広げている。 2008年10月エイベックスより2枚目のアルバム「サリー・ガーデン −チェロ・フェイヴァリッツ」をリリース。2009年3月には川久保賜紀、三浦友理枝とのトリオ・アルバムが発売予定。 これまで臼井洋治、河野文昭、山崎伸子、藤森亮一、クレメンス・ハーゲンの各氏に師事。2005年より明治安田クオリティオブライフ文化財団、2006年よりロームミュージックファンデーションの助成を得て、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学に留学。2007年マギスター課程を満場一致の最高点で卒業。また同年神奈川県より文化賞未来賞受賞。今後の活躍が大変楽しみな若手チェリストの一人である。 遠藤真理オフィシャル・ウェブサイト http://endomari.com