●指揮者  迫 昭嘉 〜第42回、第48回 定期演奏会 指揮/独奏〜

ピアノを中山靖子氏、指揮を佐藤功太郎氏に師事。 東京芸術大学大学院修了後、ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学マスタークラスでクラウス・シルデ氏に学ぶ。 第35回ジュネーブ国際コンクール最高位(1位なしの第2位)、 第27回ハエン国際コンクール優勝、併せてスペイン音楽賞を受賞する。   1984年以降イタリアのミラノを拠点に国内外の演奏活動を本格的に始める。ソリストとしてプラハ交響楽団やスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、 NHK交響楽団等との共演や世界的な一流演奏家との共演も多く、各方面の演奏家から厚い信頼を受けている。 2001年1月から12月に渡り、神戸新聞松方ホールにて、「ベートーヴェン・ソナタ全曲演奏(全8回シリーズ)」を行なう。 毎回完成度の高い演奏は、一般聴衆から専門家に至るまで好評を 博し、その偉業を新聞各紙でも取り上げるなど話題と反響を呼ぶ。  また神戸と同シリーズを東京の第一生命ホールにて、2001年11月から始まる。  近年は、指揮活動も積極的に行い、九州交響楽団、東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団(定期)、札幌交響楽団、と次々に指揮者として幅を広めている。 今後ピアニストそして指揮者の両方面での活動が期待されている。 また現在は、日本に拠点を移し、東京芸術大学助教授、東京音楽大学講師として後進の指導にも力を注いでいる。